５月２４日、本学学長と事務局長が、天理市　並河市長、橿原市　亀田市長、川西町　小澤町長、三宅町　森田町長、下市町　杦本町長にご挨拶にお伺いしました。

【天理市】
　天理市は自治体名と同じ宗教団体の本拠地として有名ですが、山辺の道沿いにある多くの古墳や石上神宮など豊かな歴史資源のある地域です。本学とも連携協定を結び多くの取り組みを行っています。最近では、山辺の道周辺で地元産の柿を使った新しいメニューを提案し好評です。

【橿原市】
　橿原市は人口が奈良市に次ぐ県中部の中心的な自治体です。橿原神宮や大和三山、さらには、国の重要伝統的建造物群保存地区である今井町が有名です。鉄道網が東西南北に貫いており、市内に13もの駅がある交通の便の良い地域です。来年度には日本女性会議が開催されるなど注目の自治体です。

【川西町】
　川西町は大和川に寺川や飛鳥川が合流する平野部にあります。能楽の観世流のルーツ、大和猿楽結崎座の拠点があったと言われています。
本学は、町から店舗空きスペースを活用したつどいの場づくりの研究を受託し、駅前のスーパーにある交流拠点の整備をお手伝いしました。

【三宅町】
　三宅町は県内でもっとも狭く、全国でも2番目に小さな2キロ四方の自治体です。スポーツ用品や靴下などの生産が盛んな地域です。大学とは連携協定を締結し様々な事業を行っています。インターンシップでもお世話になっており、町長自ら学生を指導していただいています。

【下市町】
　下市町は吉野川の南岸にあり、秋野川沿いの坂道に町家が残り風情のある景観が残されています。歌舞伎「義経千本桜三段目すし屋の段」の舞台として有名です。吉野地域の木材を使った伝統的な木工製品である三宝や高級割り箸の生産が盛んで、それらは日本遺産になっています。